気候風土にあった住まいづくり
将来に渡って、"住まいが元気"であり続けるために
住まいが元気であり続けるためには、いろいろなことを考えておく必要があります。
一つは先々を見越した住まいを考えること、もう一つはもしものこと、最後に家族のこと。
日本の住宅の建て替え年数はおおよそ27年といわれています。大半の方が住宅ローンを活用して住宅を購入すると思いますが、返済期間よりも短いお家では、先々心配です。
私たちは広島県内の建築会社をはじめ、建築資材販売、製材、流通など家づくりに携わる地元の企業と連携してチームを作りました。
広島で建てる住まいを長持ちさせるにはどのようにすればいいのか、チームで考えてアイデアを出し合ったり、お客様が家を建てるときの熱意に負けないよう研修会を行いながら、広島に住む皆さまが末永く安心していただけるよう、自信を持ってこの「元気な家」をご提案します。
家づくりはとても楽しいものです!
ぜひ私たちと一緒に家づくりを行いましょう!!
1.先々を見越した家づくり~エコ住宅のススメ
広島県は瀬戸内海に面しているので、温暖で住みやすいという印象を持っている方も多いと思いますが、内陸部や山間部では寒暖差が激しいので、断熱性能の高い住宅が求められます。「創(そう)エネ」という言葉があるように、太陽光発電システムを設置した住宅を多くみるようになりましたが、使うエネルギーを抑えるためにも断熱性能の高い"エコ(省エネ)住宅"が今後の家づくりには欠かせないものになります。
電気代も年々高くなっていますし、なんといっても室内の寒暖差が少なくなることにより快適さがアップすると同時に、ヒートショックの原因を抑えることにもつながります。
これからの住まいは見えない部分をきちんと考えることが重要です。
2.もしものときを考えた家づくり~耐震性能の向上
広島は南海トラフの巨大地震の発生が懸念されている地域でもあります。
また沿岸部は埋立地が多く、場所によっては弱い地盤があるため、耐震性を考えた家づくりが必要です。
住まいは安心安全が第一と考え、建物を建てるときの基準となる建築基準法の地震力を1.25倍以上を想定して設計します。
また、構造材については地域の製材会社等とタイアップし、十分な強度のある国産材を中心とした標準仕様、地震が発生した際にウィークポイントとなる断面欠損を抑える工夫を行います。